問題解決事例集

その1 車のボディ全体をデザイン“カラーラッピング”
お客様から「送迎車のボディデザインを考えてもらい、走る広告塔にしたい」との相談をいただきました。その車のカタログを取り寄せて、車の寸法や形状に合わせてデザインを作りました。看板屋さんと相談しながら、デザインデータを制作しお渡しして、“カラーラッピング”してもらいました。曲面やドアの途切れる所が難しくて、技術と手間のかかる仕事のようです。お客様には大変喜んでいただきました。
カラーラッピング
その2 誰にでも見やすく使いやすい観光マップ
不特定多数の方が使用する観光マップを作成するにあたり、誰にでも見やすく使いやすいマップになるよう、ユニバーサルデザインの考えを元に以下の工夫を盛り込み、完成度の高い観光マップに仕上げました。
【見やすさに関して】
○広域マップの視点を鳥瞰とし、横長のパノラマで掲載することで、視点移動を抑えて目的地を探しやすくしました。
○散策マップは、街歩きに重要な建物の位置関係や距離が正確な実地さながらのリアルなものとし、土地勘のない観光客にも安心して街歩きができるよう配慮しました。
○マップ中の文字、観光情報等、メインタイトル以外をユニバーサルデザイン書体にすることで、小さな文字の可読性、判読性、視認性を高めました。
○広域マップ、散策マップともに、高齢者・弱視者・色覚障がい者の利用も考慮した配色とし、万人への可読性と視認性を確保しました。
【使いやすさに関して】
○仕上り寸法を細長い縦297o横85.5oとし、女性でも片手で持ちやすく、またポケット等にも収納しやすくしました。必要に応じてさらに二つに折ることでコンパクト化しやすいサイズでもあります。折りは、一瞬で開き閉じることができる、歩きながらの利用に最適なジャバラ折りを選択しました。
○主たる観光スポットの写真を載せることで、一目で魅力を伝え目的地決定を容易にし、営業時間や休館日、料金を紹介することで、観光マップさえあれば長浜観光が楽しめるよう、パンフレットを持たない観光客にも配慮しました。
○表紙を両A面とすることで、広域マップと散策マップそれぞれの目的に合わせたマップへのアクセスを容易にしました。